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院長コラム

春は「かくれ疲労」の季節。年度替わりに体を整える3つのコツ

院長が患者に体調について説明している様子

こんにちは、安西内科医院 院長の安西麻紀子です。4月になり、進学・転勤・異動など、生活に変化があった方も多いのではないでしょうか。

春は「なんとなく体がだるい」「眠れない」「食欲がわかない」という訴えで来院される患者さんが増える季節でもあります。検査をしてみると特に異常がないことも多いのですが、これは「かくれ疲労」のサインかもしれません。

「かくれ疲労」とは?

新しい環境に入ったばかりの時期は、交感神経が優位になって気力が高まり、疲れを感じにくい状態になっています。しかし体の内側では確実に疲労が蓄積しており、環境に慣れてきた5月の連休明けあたりに一気に「どっと疲れ」として出てくることがあります。いわゆる「5月病」もこのメカニズムが関係しています。

3つのセルフケア

1. 朝日を浴びて体内時計をリセットする

生活リズムの変化は体内時計を乱します。毎朝7〜8時ごろに15〜30分、外の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、夜の睡眠の質も上がります。通勤の際に少し早めに外に出るだけでも効果があります。

2. 食事は「一汁二菜」を意識する

忙しい時期は食事がおろそかになりがちです。毎食完璧に整えなくてよいですが、汁物1品と主菜・副菜を意識するだけで、ビタミン・ミネラルの摂取バランスが整いやすくなります。特に鉄分・ビタミンB群の不足が疲労につながりやすいため、卵・豆類・緑黄色野菜を積極的に取り入れてみてください。

3. 「90分ルール」で質の高い睡眠を

睡眠は量よりも質が重要です。就寝前の1時間半(90分)はスマートフォン・PCの画面から離れ、ぬるめのお風呂に入って体温を少し下げると、深い眠りに入りやすくなります。深夜の食事も睡眠の質を下げるため、夕食は就寝3時間前までに済ませましょう。

こんな症状は受診を

セルフケアで改善しない場合や、以下のような症状がある場合はお気軽にご相談ください。

  • 2週間以上続く強い倦怠感・不眠
  • 食欲の著しい低下・体重減少
  • 気分の落ち込みが続く
  • 動悸・息切れ・めまいがある

内科的な原因(貧血・甲状腺機能の異常など)が隠れている場合もありますので、血液検査で確認することをおすすめします。

当院では血液検査を院内で実施しています。結果は当日または翌日以降にお伝えします。ご予約不要でご来院いただけます。

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